スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【乃木坂妄想倶楽部】~美少女コレクター~ 第十四話 性感開発



 
「さて、今日からは麻衣様の性感を開発、向上させていこうと思います」

「性感......ですか......?」

 あの地獄のようなフェラチオ特訓から明けて二日、麻衣の精神状態が落ち着いたのを見計らった様なタイミングで藤堂はそう切り出した。

「そうです。性感の向上は鷲男様好みの女性になる為に必要な事であり、また麻衣様がこの屋敷で生きていく上での精神的負担を減らす役割も担っています」

「.........はい」

 藤堂のその言葉で自分は買われた人間であるという認識をより強めさせられる。

「その......性感というのはそんなに簡単に向上するものなのでしょうか......?」

 麻衣が性に対して抱いているイメージは今の所あまりよろしくない。

 当然、藤堂もその程度の事は把握している。

 ゆえにこそこのタイミングでの提案。

 提案と言っても麻衣に拒否する権限は無いに等しいのだが。

「勿論、簡単ではありません。ただ徒らに敏感な箇所を刺激し続ければそれでいいかと言えばそうではない。何故なら女性は脳で快感を感じるものだからです」

「はぁ......」

 なんとなく分かったような分からないような調子で生返事を返す麻衣

麻衣様は神経細胞のニューロンとシナプスというものをご存知でしょうか?」

「えっと、言葉だけは......」

 聞いた事があるような無いような、けれどそれが何を指し示すものであるかは判然としない。

「ニューロンとは情報処理と情報伝達に特化した細胞の事で、シナプスとは神経情報を入力する側と出力する側の間に発達した、いわゆる情報伝達のための接触細胞の事です」

「???」

 説明を聞いて益々よく分からなくなった。

「ニューロンやシナプスは脳に新感覚の刺激を与えると活性化し、増殖すると言われています。神経伝達細胞が増え、脳の中に新しい道が作られるといったイメージでしょうか?性感の開発はこれとよく似ています」

「えっと......意味が分からないです......」

 麻衣は思った事をそのまま口にした。

「......小難しい説明よりも実践した方が早そうですね。では麻衣様、ベッドの上で楽な姿勢で体を起こして座って下さい」

「あ、はい」

 言われた通りベッドに上り、足を伸ばして座り肩の力を抜く。

 藤堂麻衣がベッドに上がるのを待ってから、同じベッドに上がる。

 そして、後ろに回り込み、

麻衣様、失礼致します」

 そう言って両腕で優しく後ろから抱き締めた。

「——ッ!?」

 いきなり背後から抱きすくめられた麻衣は驚き、硬直する。

麻衣様、少し肩に力が入っております。大きく息を吸って吐いて、背中をそのまま私に預けて下さい」

「......はい」

 鼻から目一杯空気を吸い、口から吐き出す。

 そして後ろにいる藤堂に身体を預けた。

 これから藤堂に何をされるのか麻衣には分からなかったが、どんな行為も藤堂との一対一であれば手荒な事はされないだろうと心を落ち着けていく。

 男性に後ろから抱き締められる事は麻衣にとって初めての事であったが、ドキドキ感はあるものの、こうして背中を預けていると何処か守られているような支えられているような、そんな安心感の方が強かった。

 藤堂麻衣が体重を預け、寄りかかったのを確認すると、回していた腕に力を込め先程よりも強めに抱き締めた。

「あうっ.....」

 身体を締め付ける腕の力強さに、男性の強さというものを改めて実感する。

「すいません、痛かったですか?」

「いえ、その......驚いただけです......」

「そうですか、良かったです。女性にもそれぞれ力加減の好みというのがありますからね。強く抱き締められるのが好きな方もいれば優しく包むように抱かれたいという人もいる。千差万別です」

「そういうものなんですか.....?」

「そういうものです。タイミングや感情の浮き沈みによっても変わるとは思いますが。——麻衣様もこのぐらいが良いという強さがありましたら是非お教え下さい」

「えっと......その辺りはいまいち分からないです......今ぐらいが丁度良いのかもしれません......」

「承知しました」

 藤堂はそれきり口をつぐみ、麻衣の肩口に顎を乗せるように顔を寄せ、静かに目を閉じた。

 普段使っているらしきシャンプーの匂いが仄かに香り、背中に感じる胸板からは体温と心音がトクントクンと伝わった。

 彼が押し黙ったのにつられて麻衣も口を閉ざす。

 コツリコツリと静かな時間が流れ、部屋の中の音は二人の小さな息遣いだけになった。

 清潔感のある香りと温もりに包まれて、麻衣は自然と心がリラックスしていくのが分かった。

 抱き締められるという行為がこれほど心に平安をもたらすとは麻衣は思いもしなかった。

 この屋敷に来てからというもの辛い事の方が多かった。

 その中で”安らぎ”と呼んでもいい時間。

 特に心が弱っている麻衣には余計にたまらなかった。

 しかし五分、十分と時間が経つにつれ安らぐのはいいがはて、これには一体何の意味があるのだろうか?と麻衣は思い始める。

 その疑問をぶつけるべく、静寂の中麻衣は口を開いた。

「あの......藤堂さん......」

「なんでしょう?」

「これが性感開発なんですか......?」

「そうですね、その一貫と言えます。互いにリラックスする事が一番大切なので」

 そんなものかと納得し、また麻衣はゆったりと背中を藤堂に預ける。

 すると、

麻衣様、どうして女性が落ち着いた男性や優しい男性に惹かれるか分かりますか?」

 出し抜けに藤堂がそう尋ねてきた。

「ん〜と......改まって訊かれるとよく分からないです......居心地が良いから、とかですか?」

「まさしくその通り。女性は感情の生き物です。それが表に出る出ないに関わらず、その心の中は常に喜怒哀楽の感情が目紛しく交錯しています。そして感情に振り回されるというのはとてもエネルギーを使うもの。怒りも悲しみも憤りでさえも......そんな疲れた心を優しく包み込んでくれる人を、つまり一緒に居て居心地の良い男性を女性は本能的に求めているのです」

「それはとても分かる気がします......」

「だからこそ、女性を包み込んで安らぎを与え、心を落ち着かせるのは男性側の一つの責務だと私は思っています。......ですが、残念な事に——」

 藤堂はそこで一度言葉を区切り、少し間を空けて続ける。

「——鷲男様はそんな事を考慮してはくれません」

「................」

「自分の思うがまま、身勝手に、そして自分本位のセックスしかしません。あの日、ホームレスの男が勝手に動いた時の様に......」

 喉奥に無理矢理ペニスを突き刺された時の事を思い出す。

 こちらの意志を一切無視し、遮二無二腰を動かされた。

 あの時の恐怖と苦しみは今でもハッキリと思い出せた。

「............そうですね」

「鷲男様からお声が掛かった時、私はそれ以上麻衣様に対して何もしてあげられません。ですから麻衣様は自分で自分の心を守らなければならない」

「............はい」

「どうか今のこの時間を、そして感覚を心に刻んでおいて下さい。それが麻衣様の心と身体を守る事に繋がります」

 そう言って藤堂はこれまでよりも更に強く麻衣を抱き締める。

 それに応えるように麻衣は小さくコクリと頷き「はい」と返事をした。



応援よろしくお願いします。

関連記事

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

最近の同人誌はレベルが高い!

リンクサイト様更新情報

アルファポリスWebコンテンツ

はじめに

蒼ノ雀

Author:蒼ノ雀
はじめまして、言葉と音楽で感じられる小説を目指し、ポツリポツリとエッチな小説を書いている蒼ノ雀と申します。
まだまだ駆け出しのひよっこですが、お読み頂けると幸いです。

キャラクターボイス(CV)
男性CV:澄夜様
登場人物【名前変換機能】
登場人物を好きな名前に変換出来る夢小説仕様です。
最新記事
作品カテゴリ
ブロマガ作品一覧
【完全支配-性奴隷プログラム-】【いとしのユウ&アイ Side-A】【痴漢の流儀】  上記作品が現在ブロマガ(有料)となっております。 購入する事でお読み頂けます。

ブロマガ価格:¥ 600

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

Kindle版
DL販売サイト様
DL版も販売してます。
完全支配
ポチッと応援されると興奮、いえ喜びます。
注意事項など
※当作品はフィクションであり、実際の人物、団体、名称とは一切関係ありません。当作品は犯罪を教唆、肯定するものではありません。また、社会規範に対する否定的な意図を持ちません。 ※性的描写を含みますので18未満の方の閲覧はご遠慮ください。 表現上、嫌悪感をいだかれる懼れのある場面もございますので、内容をご判断頂き、御理解の上お読み下さい。 また作品の著作権は全て作者に帰属します。 [小説家になろう]にて投稿中。
検索フォーム
雀のつぶやき
Twitter始めました!主に更新情報をツイートしていきます。良かったらフォローして下さい(。>ω<)
リンクサイト様
当サイトのリンクはフリーとなっております。ご連絡を頂いた場合、こちらをリンクされている事が確認出来次第リンクさせて頂きます。あまりに内容のかけ離れたサイト様の場合、相互リンクをお断りさせて頂く場合がありますのでご了承下さい。 ご連絡は下部のメールフォームよりお願いします。
メールフォーム
みなさまのご意見、ご感想お待ちしております。 読者様のご意見を参考にし、よりよい物を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 その他の連絡等もこちらのメールフォームよりお願いします。

名前:
メール:
件名:
本文:

バナー置き場
ましゅまろくらぶの真理子様より素敵なバナーを頂きました。ダウンロードしてお使い下さい。     バナー2
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。