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【乃木坂妄想倶楽部】~美少女コレクター~ 第十話 フェラチオ奉仕2




 ”本番”と聞いた麻衣の顔が目に見えて曇る。

 男性器に模した玩具を舐めるのと本物を舐めるのはやはり違うのだ。

「では、ここから移動致しましょう」

「......移......動?」

 てっきりここで始めるものだと思っていた麻衣は小首を傾げて藤堂を見つめる。

 麻衣の疑問に対して、

「はい。別室にて麻衣様がお相手する人間を御用意しておりますので」

 藤堂は手短にそう言った。 

「あの、藤堂さんが相手じゃ......ないんですか?」

 昨晩の様に藤堂が相手をしてくれるとばかり思っていた麻衣は、傾げていた首を更に傾ける。

「そうです。何か不都合でも?」

「あ、その......」

 普段よりピリッとした厳しめのその声色に麻衣はシュンとなって俯く。

 練習したとはいえ、いきなり他人のペニスを舐める事が不都合だらけなのは藤堂とて分かりきっている。

 しかし、ここで甘い顔をすれば調教する側とされる側のバランスが崩れてしまう。

 藤堂はそれ以上何も言う事なく、踵を返して外に続く扉へと向かった。

 さっさと歩き出してしまった藤堂の姿に一瞬麻衣は戸惑ったが、すぐに唇を引き結び後に続いた。




 
 藤堂に促されて部屋に入った麻衣は、室内に立ち籠める異臭に眉根を寄せた。

 チーズを常温で長時間放置したかのような鼻につく臭い。

 更に男臭さと汗臭さをミックスした生理的嫌悪を呼び起こす臭いが部屋中に充満していた。

 吐き気すら催すその異臭に、麻衣の足は入り口で止まりその場で固まってしまう。

麻衣様、もう少し進んで頂かないと私が入れません」

 藤堂の声に我に返った麻衣は、今すぐ引き返したい衝動を懸命に抑えながら部屋の中心へと進む。

「「おぉ......」」

 麻衣の姿を認めた瞬間、中で待ち受けていた人間達の間に感嘆に似たどよめきが起こった。

 そう、響めき。

 部屋の中には複数の男が居たのだ。

 彼等は全員薄汚れた衣服に身を包み、下賤な笑みを浮かべ、美しい美少女である麻衣の姿を上から下まで舌舐めずりをしながら見ている。

 髪や髭は何年も手入れしていないかの様にボサボサに伸び、長い事入浴もしていないのだろう、何層にも重なった汚らしい垢がボロボロと皮膚から剥がれ落ちている。

 藤堂は全体を一瞥し、人数が揃っている事を確認すると麻衣に向かってこれから何を始めるのかを冷淡に告げる。

「彼等は私が集めた流れ者達です。今日は彼等に先程教えた口腔奉仕をして貰います」

「——っ!?」

 多少なりとも予期していた事とは言え、絶句せずにはいられない。

 相手が相手なのだから、無理からぬ事だ。

 麻衣は反射的に助けを求めて藤堂に振り返る。

 これが何かの冗談であると言って欲しい、そんな面持ちで。

 しかし、藤堂麻衣のそんな様子に素知らぬ顔で男達に向かって言った。

「あなた方から麻衣様に触れる事は許しません。あなた方に許されているのは麻衣様からの奉仕を受ける事だけです。もしそれを破れば......」

 そこまで言うと藤堂は懐から黒光りする短銃らしきものを取り出して男達に見せ付ける。

 そして、それ以上語る事はせず、見せ付けた短銃を懐にしまった。

「へへ......旦那の言う事に逆らったりしませよ......」

 男達はあからさまな凶器を見せ付けられ、怯んだように卑屈な笑みを浮かべた。

 その様子をしかと確認した藤堂は、

「では、麻衣様。ここに居る全員を吐精させて下さい」

 何の感情も籠らない声でそう言った。

「......あ......あ......」

 麻衣は金縛りにあったかのようにその場から動けずにいた。

麻衣様?」

 それに気付いた藤堂麻衣に声を掛ける。

 麻衣が躊躇する事は藤堂にとっては想定内だった。

 誰だって浮浪者のペニスになど触れたくはないし、ましてや舐めるなどもってのほか。

 出来る限り近付きたくないとすら思うだろう。

 しかし、そんな事は百も承知。

 むしろ、だからこそこれをやる事に意味があった。

 最悪を、最低を知っておく事。

 身売りされた麻衣に自身の立場をハッキリと自覚させる事、それは今後の調教の為にも必要不可避。

 だが、逆に言えばここさえ乗り切ればこの後は何だって平気になるだろう。

 いつまで経っても動けずにいる麻衣に、

「彼等を満足させるまでここからは出られませんよ?」

 苦渋の決断をさせる為、そんな言葉を掛けてみる。

 だが、やはり麻衣に動く気配はない。

 自分の身を守るかのように両手を胸元で組み、小さく震えていた。

 脅しに近い言葉では今の彼女は動かせないのかもしれない。

 藤堂は顎に手を当て、フムと考える。

 そして彼女が動かざるえない魔法の言葉をチョイスする。

 少女の両肩に手を添え、

「全ては麻衣様の、そしてご家族の為......」

 囁く様に、念を押すように耳元で呟く。

 幾分卑怯な手だとは思ったが、藤堂としてもここは譲れない部分、一つの通過儀礼、避けて通れぬ儀式であった。

 肩に置いた手でもってそのままそっと背中を押す。

 フラフラと夢遊病者のように歩き出した麻衣は、ゆっくりと小汚い者達の元へと歩み寄る。

 やがて、一人の男の前で立ち止まるとその場に跪いた。

 

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