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お嬢様、イヤらしい汁が下のお口からだだ漏れでございます。その3




 リリリリリンッ——リリリ......

 屋敷内に響き渡るベルの音。

 執事たる佐野山は誰よりも素早く反応すると、その受話器を耳にあてがう。

「お待たせ致しました。宝生家執事の佐野山です」

 芯の通った固い口調で応答する。

 電話口から漏れたのは、

佐野山様......ですな......」

 幾月も歳を重ねて渋みを増した老人と思しき者の声だった。

「あなたは......」

 その声は佐野山にとって待ち望んだものであり、また......

「随分待たせてしまって申し訳ない......」

 老人は開口一番詫びを入れると、

「ようやくではありますが......”回り始めましたぞ”」

 明確な主語を省いた暗号めいた言葉を口にした。

 聞いた佐野山は、

「そう......ですか......」 

 喜怒哀楽、どの感情とも判別つかない生返事を返した。

「......おや、もしや寂しい——のですかな?」

 老人はほんの僅か、悪戯な調子で曖昧な返事をした佐野山に問う。

 対して佐野山は軽く首を振り、

「ハハッ、邪推するのはよして下さい。——私は”その為”にここに居るんですよ?」

 乾いた笑い声と共にそう言い返した。

「それもそうですな......佐野山様のお覚悟を知っておきながら、失礼致しました」

 老人の口調からはもうからかう様子は消え失せ、誠心誠意の謝罪が感じられる口調へと変わっていた。

「いえ、気になさらないで下さい。......まぁしかし、これでこちら側も動き出す事が出来ます」

「何卒、お願い申し上げます」

 受話器越しでも老人が腰を折って頭を下げる絵が頭に浮かんだ。

「この身を賭してでも......」

 そこまで言って、佐野山は受話器を静かに置く。

 目を瞑り、深い呼吸を一つ。

 次に顔を上げた時、そこには一分の迷いも浮かんではいなかった。

 あるのは使命感と、そして......

 佐野山は襟を正して自室へと向かう。

 今後の予定の確認と、全使用人のスケジュールを”調整”する為に。

 それは佐野山アリアにオイルマッサージを申し出る一週間前の事だった。




 指先が秘裂をなぞり、硬く尖った花種を押し潰す。

 その瞬間、アリアの口は大きく開き、悲鳴に似た喘ぎ声が溢れ出た。

「——あぁ......っ!......やめ......やめなさいっ」

 かろうじて出した制止の声は、しかし弱々しい。

 昂った身体が己の意思を離れ、暴走しているかのようだった。

「興奮剤を使ったとはいえ、ここまでお感じになられるとは......お嬢様は余程欲求不満だったと見える」

「いい、加減な......事をっ」

 口ではそう言っても、ジワリジワリと佐野山の言葉が頭に染み込んでくる。

 二本の指が女芯に深く食い込むと、それだけで途轍もない痺れが身体に走った。

「持て余した身体から、濃厚な牝の臭いがします」

 アリアの腕を持ち上げ、脇の下をスンスンと嗅いでみせる。

 体臭を嗅がれる羞恥に胸が焦げた。

「身体が昂る日もあったでしょうに......そういう時は御自分で慰めてらっしゃったのですか?」

 アリア自身、自慰というものにあまり興味を持てないタイプだったが、自分がそのようなはしたない行為をしている女だと決めつけられた事に腹が立った。

「せいぜい......ほざいてなさいっ......これが終わったら、あなたは刑務所行きなんだからっ!」

「......刑務所、ですか.....失礼ながらそんなもの怖くも何ともありません。私が怖いのはただ一つ............”目的”を果たせない事だけです」

「目、的......って——アァッ!」

 浮かんだ疑問は佐野山の愛撫にいとも簡単に掻き消された。

 佐野山の口が、手が、足が。

 全身に絡み付くように這い回る。

 髪の毛一本から足の先まで、身体中が性感帯になったかのような錯覚。

 いや、実際何処をどう触られてもアリアは感じさせられていた。

 視界にかかる靄が濃くなっていく。

 思考する力が奪われていく。

 強い刺激が連続すれば、あっという間に果てそうになる。

 しかし、佐野山アリアの反応を見ながらその直前で寸止めしていた。

「......はぁ......はぁ......はぁ......んんんっ、あッ!アアァッ!!」

 もう何度目になるか分からない絶頂の予感。

 ”届く”と思った瞬間に引き潮のように刺激が去っていく。

「——あッ、うぅっ......あっ、はぁ......はぁ......はぁ......——あぁっ、あうんっ」

 そしてまた始まる微弱で焦らすような甘い刺激。

 気が狂っていくとはこういう事なのかもしれない。

 自分の身体が、女の身体が、そしてSEXがこんなに感じるものだとは知らなかった。

 もうどうにでもしてくれという想いと、僅かに残るプライドとの葛藤。

 そんなアリアに、

「欲しいんですよね?」

 いつの間にか裸になっていた佐野山が囁く。

 引き締まった身体の中心に、そびえ立つように隆起したたくましい雄の象徴。

 第二の心臓であるかのようにビクン、ビクンと周期的に動いていた。

 まるで女を貫く事だけに特化したかのような形状。

 明るい場所で見た事の無かったアリアは、視線をそこから外せないでいた。

「......はぁ......はぁ......欲しく......なんか......」

「フフッ......そんな熱い視線で見つめながら言っても説得力はありませんよ?」

「いらない......いらない......」

 アリアは左右に首を振りながら後ずさるが、抜けた腰では思う様に動けず、すぐに佐野山に足を掴まれてしまった。

「素直になれないのはお嬢様の悪い所です」

 アリアは両足首を掴まれ、左右に大きく割り開かれた。

「教育して差し上げます」

 余す所なく、秘部が晒される。

「その身体にたっぷりと、ね......」

 そして、熱く濡れそぼった秘唇の中心へと、陰茎があてがわれた。



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