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【痴漢の流儀】とある人妻への痴漢目撃日記

 7月某日。

 ”あの日”から慣れない日記を始めて早二ヶ月。

 私はようやくあの痴漢集団と二度目の遭遇を果たした。

 もうあんな場面に出くわす事はないかな?と思っていたので、正直、胸の高鳴りと興奮が抑えられない。

 昂ったままペンを走らせているので、ちょっと手も震えている。
 
 字は汚くなってしまうかもだけど、どうせ私しか見ないんだから構わない。

 今回の彼等のターゲットは大人しそうで見るからに貞淑そうなとある人妻。

 最初は嫌がり抵抗を示していた彼女も徐々に痴漢の手に堕ちていった。

 その一部始終をここに記そうと思う。

 私だけの密やかな楽しみとして......




 初めて彼等と遭遇してから、結構な日にちが経っていた。

 私が毎日通勤に利用している埼経線は痴漢のメッカとも言われる路線である。

 にも関わらず、彼等はあの日以降、姿を現さなかった。

 単純に時間帯や車両が食い違っているかもしれないと考えたが、痴漢を探す為に女が車両を徘徊するというのもおかしな話で、そもそも混んでいる車内で人混みを掻き分けて探す程の意欲もない。

 つまりは彼等に遭遇するかどうかは全くの運任せと言えた。

 ”あの日”の興奮が忘れられず、注意深く聞き耳を立てたりしているのだが、一向に彼等と出会う機会は無かった。

 女性の敵である痴漢を探すなんて、私はかなりの変態さんなのかもしれない。

 とは言っても、所詮私に出来る事など、聞き耳を立てるか、”痴漢に遭いやすそう”な女性の近くに席を取る事だけ。

 痴漢に遭いやすい女性というのは大概決まってて、単純に可愛い子や露出の多い子、スタイルの良い子が狙われる訳ではない。

 むしろその逆で、地味な服装の子や大人しそうな子の方が狙われやすい。

 それはここ最近、電車内を注意深く観察する事で、私が気付いた事の一つだった。

 事実、私が「この人かな?」と目を付けた女性はよく痴漢に遭っていた。

 勿論、あの日遭遇した痴漢集団ではなく、ただ女性の身体にベタベタ触っているだけのしょぼい痴漢ばかりであったが......

 私と同じ年頃のOL女性が見せたあの恍惚の表情。

 そんな顔をさせられる痴漢など存在しなかった。

 

 その日、仕事を終えた私は、帰宅すべくいつもの路線に乗った。

 普段程混んではおらず、軽く車内を歩く余裕すらあった。

 何となくの感覚で、いつものように”痴漢に遭いやすそう”な女性の近くに腰を下ろした。

 彼女は座席の無い角の場所に立っており、物静かで穏やかな雰囲気を放っていた。

 まさしく痴漢に遭う条件を揃えたような人。

 買い物の帰りなのか、右手には買い物袋を下げており、左肩にはあまり高価そうではない地味な小型バッグを下げていた。

 左手の薬指にキラリと光る指輪を嵌めており、どうやら結婚している事を伺わせた。

 薄いグリーンのインナーに白いカーディガン、派手な装飾の無い白くて可愛らしいロングスカート。

 全体的に清楚で品のある格好をしているが、物腰柔らかそうな眼差しからとてもおっとりした感じの人だと思った。

 しかし、そんな外見とは裏腹に、ほとんど露出が無いにも関わらずバストはその存在を主張するかのように服の上から盛り上がっており、滑らかな曲線を描く背中のその先に、大きな桃尻を思わせるパンと張ったヒップが顕在していた。

(う、羨ましい......)

 私は自身の膨らみと呼ぶのも憚られる胸元に手を当て、人妻の豊満な肉体を羨望の眼差しで眺めた。

 痩せ形の私では到底到達出来ないような肉体の持ち主。

 旦那さんに沢山愛されるとああなるのだろうか?

 もしくは子供をもうけるとそうなるのだろうか?

 先天的なものだと言われたら絶望しか感じない訳だけど......

 私がそうして、無い物ねだりに溜め息を漏らした時だった。

 隣の車両間の扉がガラリと開き、一人の鋭い目付きをした男性が入ってきた。

 男性は入り口付近で立ち止まると、車内全体を一瞥するように見回した。

 そして、その目は一人の女性の所で止まる。

 さっきまで私が見ていた清楚な人妻の所で。

 私は彼が入ってきた瞬間、目が合わないように正面を見据えていた。

 何故なら、

 彼に見覚えがあった——からだ。

 それは、あの日遭遇した痴漢集団の中で唯一私が顔を覚えている人間。

 あの不自然な人だかりの中、その輪には加わらず、遠目から眺めていた人間。

 ただ一人だけ、まるで全体を観察、監督しているような雰囲気を纏っていたので印象に残っていたのだ。

(あの人だっ......)
 
 ドクン、ドクンと心臓の鼓動が高まっていく。

 私は気付かれない程度の横目で人妻と入り口付近に居る男性に注意を向けた。

 彼はジッと観察するように人妻を上から下まで眺め見ると、口の端を軽く吊り上げた。

 そして、後ろを振り向き、軽い目配せのようなものをする。

 立ち止まっていた彼は再び歩き出すと、人妻から僅か離れた場所に位置取る。

 やや遅れて、彼の後ろからゾロゾロと男性達がこちらの車両に移動してきた。

 その数、十人以上はいるかもしれない。

 一人の人間を取り囲むには充分な人数と言えた。

 そして、彼等は私の予想通り、何食わぬ顔をして人妻の周りを囲んでいく。

 静かに目を伏せていた彼女は、急に混雑してきた事にハッとなり、辺りを見回すが、取り囲んでいる男性達の上背がある為、”本当に混んでいるのか?”というのが判断出来ない様子だった。

 異様な雰囲気を感じ取ってはいたが、まだ何もされていないので叫ぶ訳にもいかず、ソワソワした様子でまた目を伏せた。

 よくよく見てみると、取り囲んでいる男性とは反対の方向を向いている人達もいた。

 注意深く辺りを見回し、なにやら警戒している感じ。

 監視役かもしれない、と私は推測した。

 彼等は人妻に対して何かするでもなく、しばらくその場をまんじりとして動かなかった。

 私にはそれが”その光景が馴染む”まで待っているようにも見えた。

 実際、ドカドカと大勢の男性が入ってきた事に他の乗客も一瞬彼等の方を見たが、その後は時間の経過と共に各々自分の世界に戻っていた。

 そして、やや離れた位置にいた眼光の鋭い男が顎をしゃくって合図のようなものを出す。

 と同時に囲んでいた内の一人が、——静かに動き始めた。



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